サンリオ文庫版6,000円からて
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ハローサマー、グッドバイ (河出文庫 コ 4-1) 著者:マイクル・コーニイ |
読みたいと思いつつ、地元の本屋がほぼ全滅してしまったために手に入れる機会がなかったんですが、先日Amazonで買い物をするときについでに注文し、昨日の夜、夜通しで読んでみました。SF恋愛小説って凄いジャンルだ。
ネット上で「傑作」「オチがすごい」「ラスト2ページで大どんでん返し」とか散々書かれていたので楽しみに読みましたが……初めて姑獲鳥の夏を読んだときのような、いままで頭の中で構成していた世界が抜け落ちてしまうようなカタストロフィを持つオチでは無く、個人的には想像していた範囲のものだったので驚きはなかったです。
ただ中盤からの若干ミステリがかった展開は良くて、ラストのオチがどうこうというより、その文と構成の上手さで引き込まれました。素直に、良い作家さんだなぁと思いつつ就寝。きっちり世界を構築できる人の作品は読んで得した気分になります。やたら抽象的な表現ばっかりになってしまった、あるミステリ作家さんの作品は読んでてもまったく入り込めませんでした。サイケデリックと言えちゃうような現実感の無さだったので、それはそれで凄いのかもしれないけども。
あと、この「ハローサマー、グッドバイ」というタイトルがどういう状況を想定してなのかを考えると、すごいセンスだなぁと思います。


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